『以』の読み方

 

音読み
訓読み
表外読みもち(いる),もっ(て),ひき(いる),おも(う),ゆえ

 

『以』の画数

5画

 

『以』の書き順

 

『以』の部首

ひと

 

『以』がつく熟語

 

以遠いえん以往いおう
以下いか以外いがい
以後いご以降いこう
以次いし以上いじょう
以西いせい以前いぜん
以東いとう以内いない
以南いなん以北いほく
所以ゆえん

 

『以』がつく四字熟語

 

以夷功夷いいこうい
以夷制夷いいせいい
以夷征夷いいせいい
以身殉利いしんじゅんり
以心伝心いしんでんしん
一別以来いちべついらい
以毒制毒いどくせいどく
開闢以来かいびゃくいらい
道之以徳どうしいとく
得虎以翼ふこいよく
報怨以徳ほうえんいとく

 

『以』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

油を以って油煙を落とす
(あぶらをもってゆえんをおとす)
佚を以って労を待つ
(いつをもってろうをまつ)
夷を以て夷を制す
(いをもっていをせいす)
怨みに報ゆるに徳を以てす
(うらみにむくゆるにとくをもってす)
己を以て人を量る
(おのれをもってひとをはかる)
恩を以て怨みに報ず
(おんをもってうらみにほうず)
管を以て天を窺う
(かんをもっててんをうかがう)
管を以て天を窺う
(くだをもっててんをうかがう)
薫は香を以て自ら焼く
(くんはこうをもってみずからやく)
升を以て石を量る
(しょうをもってこくをはかる)
井蛙は以て海を語るべからず
(せいあはもってうみをかたるべからず)
千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ
(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
他山の石以て玉を攻むべし
(たざんのいしもってたまをおさむべし)
卵を以て石に投ず
(たまごをもっていしにとうず)
血を以て血を洗う
(ちをもってちをあらう)
天に口なし人を以て言わしむ
(てんにくちなしひとをもっていわしむ)
蟷螂が斧を以て隆車に向かう
(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
徳を以て怨みに報ゆ
(とくをもってうらみにむくゆ)
毒を以って毒を制す
(どくをもってどくをせいす)
毒を以て毒を制す
(どくをもってどくをせいす)
羊を以て牛に易う
(ひつじをもってうしにかう)
人を以て鑑と為す
(ひとをもってかがみとなす)
人を以て言を廃せず
(ひとをもってげんをはいせず)
火を以て火を救う
(ひをもってひをすくう)
暴を以て暴に易う
(ぼうをもってぼうにかう)
養う所を以て其の養う所を害せず
(やしなうところをもってそのやしなうところをがいせず)
類を以て集まる
(るいをもってあつまる)
和を以て貴しとなす
(わをもってとうとしとなす)

 

 

小学4年生で習う『以』の読み方、書き順、部首と『以』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。