『後』の読み方

 

音読みゴ,コウ
訓読みのち,うし(ろ),あと,おく(れる)
表外読み

 

『後』の画数

9画

 

『後』の書き順

 

『後』の部首

ぎょうにんべん

 

『後』がつく熟語

 

後味あとあじ後後あとあと
後唄あとうた後歌あとうた
後笈あとおい後版あとはん
後厄あとやく以後いご
已後いご押後おうご
嚮後きょうこう歇後けつご
後胤こういん後裔こうえい
後焔こうえん後燕こうえん
後苑こうえん後期こうき
向後こうご後攻こうこう
後項こうこう後昆こうこん
後嗣こうし後肢こうし
後晋こうしん後秦こうしん
後続こうぞく後凋こうちょう
後彫こうちょう後憂こうゆう
後燕ごえん午後ごご
後住ごじゅう後晋ごしん
最後さいご後程のちほど
後厄のちやく背後はいご
豊後ぶんご歿後ぼつご
浴後よくご

 

『後』がつく四字熟語

 

雨後春筍うごしゅんじゅん
冠前絶後かんぜんぜつご
空前絶後くうぜんぜつご
鶏口牛後けいこうぎゅうご
後悔噬臍こうかいぜいせい
後患無窮こうかんむきゅう
後顧之思こうこのうれい,こうこのゆう
後顧之憂こうこのうれい,こうこのゆう
後顧之思こうこのゆう
後顧之憂こうこのゆう
後車之誡こうしゃのいましめ
後生可畏こうせいかい
曠前空後こうぜんくうご
曠前絶後こうぜんぜつご
後生大事ごしょうだいじ
後生菩提ごしょうぼだい
最後通牒さいごつうちょう
三思後行さんしこうこう
事後承諾じごしょうだく
而今而後じこんじご
承前啓後しょうぜんけいご
先花後果せんかこうか,せんかごか
先花後果せんかごか
先義後利せんぎこうり
前倨後恭ぜんきょこうきょう
先庚後庚せんこうこうこう
先甲後甲せんこうこうこう
前虎後狼ぜんここうろう
善後処置ぜんごしょち
前後相随ぜんごそうずい
善後措置ぜんごそち
前後不覚ぜんごふかく
前後矛盾ぜんごむじゅん
先斬後奏せんざんこうそう
先事後得せんじこうとく
先声後実せんせいこうじつ
先難後獲せんなんこうかく
前覆後戒ぜんぷくこうかい
前仆後継ぜんふこうけい
先憂後楽せんゆうこうらく
前狼後虎ぜんろうこうこ
中権後勁ちゅうけんこうけい
東岱前後とうたいぜんご
東黛前後とうたいぜんご
飯後之鐘はんごのかね,はんごのしょう
飯後之鐘はんごのしょう
面従後言めんじゅうこうげん

 

『後』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

後味が悪い
(あとあじがわるい)
後足で砂をかける
(あとあしですなをかける)
後から剝げる正月言葉
(あとからはげるしょうがつことば)
後先息子に中娘
(あとさきむすこになかむすめ)
後の雁が先になる
(あとのかりがさきになる)
後の喧嘩、先でする
(あとのけんか、さきでする)
後の祭り
(あとのまつり)
後は野となれ山となれ
(あとはのとなれやまとなれ)
後腹が病める
(あとばらがやめる)
後へも先へも行かぬ
(あとへもさきへもいかぬ)
後を引く
(あとをひく)
いい後は悪い
(いいあとはわるい)
鼬の最後っ屁
(いたちのさいごっぺ)
今の情けは後の仇
(いまのなさけはのちのあだ)
雨後の筍
(うごのたけのこ)
後ろ髪を引かれる
(うしろがみをひかれる)
後ろ千両前一文
(うしろせんりょうまえいちもん)
後ろに柱前に酒
(うしろにはしらまえにさけ)
後ろに目なし
(うしろにめなし)
後ろ弁天、前不動
(うしろべんてん、まえふどう)
後ろ指を指される
(うしろゆびをさされる)
後れを取る
(おくれをとる)
親の意見と冷や酒は後で利く
(おやのいけんとひやざけはあとできく)
難きを先にし、獲るを後にす
(かたきをさきにし、うるをのちにす)
勝った自慢は負けての後悔
(かったじまんはまけてのこうかい)
聞かぬ事は後学にならず
(きかぬことはこうがくにならず)
今日の後に今日なし
(きょうののちにきょうなし)
鶏口となるも牛後となるなかれ
(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
下種の後思案
(げすのあとじあん)
現世安穏、後生善処
(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
後悔、先に立たず
(こうかい、さきにたたず)
後悔先に立たず
(こうかいさきにたたず)
後悔は知恵の緒
(こうかいはちえのいとぐち)
後車の戒め
(こうしゃのいましめ)
後塵を拝する
(こうじんをはいする)
後生、畏るべし
(こうせい、おそるべし)
紺屋の明後日
(こうやのあさって)
後光より台座が高くつく
(ごこうよりだいざがたかくつく)
後生が大事
(ごしょうがだいじ)
後生大事や金欲しや死んでも命のあるように
(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
後生願いの六性悪
(ごしょうねがいのろくしょうあく)
後生は徳の余り
(ごしょうはとくのあまり)
最後に笑う者が最もよく笑う
(さいごにわらうものがもっともよくわらう)
最後は人の嗜み
(さいごはひとのたしなみ)
三度の火事より一度の後家
(さんどのかじよりいちどのごけ)
死して後、已む
(ししてのち、やむ)
食後の一睡、万病円
(しょくごのいっすい、まんびょうえん)
人後に落ちない
(じんごにおちない)
前車の覆るは後車の戒め
(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)
前門に虎を防ぎ後門に狼を進む
(ぜんもんにとらをふせぎこうもんにおおかみをすすむ)
前門の虎、後門の狼
(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ)
大家後なし
(たいかのちなし)
斃れて後、已む
(たおれてのち、やむ)
頼めば越後から米搗きにも来る
(たのめばえちごからこめつきにもくる)
鱈汁と雪道は後が良い
(たらじるとゆきみちはあとがよい)
天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ
(てんかのうれいにさきだちてうれい、てんかのたのしみにおくれてたのしむ)
歳寒くして松柏の凋むに後るるを知る
(としさむくしてしょうはくのしぼむにおくるるをしる)
後の親が親
(のちのおやがおや)
始めの囁き後のどよみ
(はじめのささやきのちのどよみ)
始めは処女の如く後は脱兎の如し
(はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし)
春の晩飯後三里
(はるのばんめしあとさんり)
人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出る
(ひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる)
冷や酒と親の意見は後で利く
(ひやざけとおやのいけんはあとできく)
前急ぎは後急ぎ
(まえいそぎはあといそぎ)
前十両に後ろ三両
(まえじゅうりょうにうしろさんりょう)
前を踏み後ろにつまずく
(まえをふみうしろにつまずく)
祭りの渡った後のよう
(まつりのわたったあとのよう)
よい花は後から
(よいはなはあとから)
我が亡き後に洪水よ来たれ
(わがなきあとにこうずいよきたれ)

 

 

小学2年生で習う『後』の読み方、書き順、部首と『後』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。