『先』の読み方

 

音読みセン
訓読みさき
表外読みま(ず)

 

『先』の画数

6画

 

『先』の書き順

 

『先』の部首

ひとあし,にんにょう

 

『先』がつく熟語

 

宛先あてさき襟先えりさき
衽先おくみさき櫂先かいさき
顔先かおさき幸先さいさき
先頃さきごろ先隣さきどなり
先程さきほど匙先さじさき
舌先したさき先塋せんえい
先行せんこう先頃せんころ
先住せんじゅう先蹤せんしょう
先秦せんしん先進せんしん
先制せんせい先生せんせい
先帝せんだい先帝せんてい
先哲せんてつ先導せんどう
先晩せんばん先約せんやく
先例せんれい筒先つつさき
突先とっさき舳先へさき
矛先ほこさき我先われさき

 

『先』がつく四字熟語

 

一力当先いちりょくとうせん
甘井先竭かんせいせんけつ
舌先三寸したさきさんずん
射将先馬しゃしょうせんば
先花後果せんかこうか,せんかごか
先花後果せんかごか
先義後利せんぎこうり
先見之明せんけんのめい
先庚後庚せんこうこうこう
先甲後甲せんこうこうこう
先刻承知せんこくしょうち
先斬後奏せんざんこうそう
先事後得せんじこうとく
先従隗始せんじゅうかいし
先制攻撃せんせいこうげき
先声後実せんせいこうじつ
先聖先師せんせいせんし
先声奪人せんせいだつじん
先祖伝来せんぞでんらい
先知先覚せんちせんがく
先手必勝せんてひっしょう
先難後獲せんなんこうかく
先憂後楽せんゆうこうらく
祖先崇拝そせんすうはい
祖先伝来そせんでんらい
率先躬行そっせんきゅうこう
率先垂範そっせんすいはん
率先励行そっせんれいこう
趙州先鉢ちょうしゅうせんぱつ
鼻先思案はなさきじあん

 

『先』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

悪の報いは針の先
(あくのむくいははりのさき)
後先息子に中娘
(あとさきむすこになかむすめ)
後の雁が先になる
(あとのかりがさきになる)
後の喧嘩、先でする
(あとのけんか、さきでする)
後へも先へも行かぬ
(あとへもさきへもいかぬ)
一寸先は闇
(いっすんさきはやみ)
お先棒を担ぐ
(おさきぼうをかつぐ)
女の知恵は鼻の先
(おんなのちえははなのさき)
難きを先にし、獲るを後にす
(かたきをさきにし、うるをのちにす)
機先を制する
(きせんをせいする)
口先の裃
(くちさきのかみしも)
暮れぬ先の提灯
(くれぬさきのちょうちん)
後悔、先に立たず
(こうかい、さきにたたず)
後悔先に立たず
(こうかいさきにたたず)
転ばぬ先の杖
(ころばぬさきのつえ)
災難の先触れはない
(さいなんのさきぶれはない)
竿の先の鈴
(さおのさきのすず)
先勝ちは糞勝ち
(さきがちはくそがち)
先立つ物は金
(さきだつものはかね)
先んずれば人を制す
(さきんずればひとをせいす)
匙の先より口の先
(さじのさきよりくちのさき)
将を射んとせば先ず馬を射よ
(しょうをいんとせばまずうまをいよ)
先生と言われるほどの馬鹿でなし
(せんせいといわれるほどのばかでなし)
先祖に討ち死にさせて高枕
(せんぞにうちじにさせてたかまくら)
先手は万手
(せんてはまんて)
先入、主となる
(せんにゅう、しゅとなる)
先鞭を着ける
(せんべんをつける)
提灯持ちは先に立て
(ちょうちんもちはさきにたて)
爪の先まで似る
(つめのさきまでにる)
天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ
(てんかのうれいにさきだちてうれい、てんかのたのしみにおくれてたのしむ)
隣は火事でも先ず一服
(となりはかじでもまずいっぷく)
濡れぬ先こそ露をも厭え
(ぬれぬさきこそつゆをもいとえ)
濡れぬ先の傘
(ぬれぬさきのかさ)
人に勝たんと欲する者は必ず先ず自ら勝つ
(ひとにかたんとほっするものはかならずまずみずからかつ)
人を射んとせば先ず馬を射よ
(ひとをいんとせばまずうまをいよ)
弁当持ち先に食わず
(べんとうもちさきにくわず)
矛先を向ける
(ほこさきをむける)
先ず隗より始めよ
(まずかいよりはじめよ)
目と鼻の先
(めとはなのさき)

 

 

小学1年生で習う『先』の読み方、書き順、部首と『先』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。