『思』の読み方

 

音読み
訓読みおも(う)
表外読みおぼ(しい)

 

『思』の画数

9画

 

『思』の書き順

 

『思』の部首

こころ

 

『思』がつく熟語

 

思案しあん思惟しい
思考しこう思辨しべん
思慕しぼ思惟しゆい
焦思しょうし尋思じんし
相思そうし憂思ゆうし

 

『思』がつく四字熟語

 

安居危思あんきょきし
意思表示いしひょうじ
飲水思源いんすいしげん
越畔之思えっぱんのおもい
居安思危きょあんしき
君子九思くんしのきゅうし
見賢思斉けんけんしせい
後顧之思こうこのうれい,こうこのゆう
後顧之思こうこのゆう
寤寐思服ごびしふく
再思三考さいしさんこう
再思三省さいしさんせい
三思九思さんしきゅうし
三思後行さんしこうこう
思案投首しあんなげくび
思索生知しさくせいち
熟思黙想じゅくしもくそう
春愁秋思しゅんしゅうしゅうし
思慮分別しりょふんべつ
神仙思想しんせんしそう
垂直思考すいちょくしこう
水平思考すいへいしこう
切問近思せつもんきんし
千思万考せんしばんこう
相思相愛そうしそうあい
断腸之思だんちょうのおもい
佇思停機ちょしていき
沈思凝想ちんしぎょうそう
沈思黙考ちんしもっこう
痛定思痛つうていしつう
喉元思案のどもとじあん
鼻先思案はなさきじあん
鼻元思案はなもとじあん
不可思議ふかしぎ
末法思想まっぽうしそう
瞑目沈思めいもくちんし

 

『思』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

合うも不思議合わぬも不思議
(あうもふしぎあわぬもふしぎ)
明るけりゃ月夜だと思う
(あかるけりゃつきよだとおもう)
悪獣もなおその類を思う
(あくじゅうもなおそのるいをおもう)
明日ありと思う心の仇桜
(あすありとおもうこころのあだざくら)
頭の濡れぬ思案
(あたまのぬれぬしあん)
蟻の思いも天に届く
(ありのおもいもてんにとどく)
あるは厭なり思うは成らず
(あるはいやなりおもうはならず)
鮑の片思い
(あわびのかたおもい)
安に居て危を思う
(あんにいてきをおもう)
家貧しくして良妻を思う
(いえまずしくしてりょうさいをおもう)
怒りは敵と思え
(いかりはてきとおもえ)
磯の鮑の片思い
(いそのあわびのかたおもい)
一日千秋の思い
(いちじつせんしゅうのおもい)
いつまでもあると思うな親と金
(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
色は思案の外
(いろはしあんのほか)
怨みほど恩を思え
(うらみほどおんをおもえ)
思し召しより米の飯
(おぼしめしよりこめのめし)
思い内にあれば色外に現る
(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
思い思瘡、思われ面皰
(おもいおもくさ、おもわれにきび)
思い立ったが吉日
(おもいたったがきちじつ)
思い半ばに過ぐ
(おもいなかばにすぐ)
思い邪なし
(おもいよこしまなし)
思うこと言わねば腹ふくる
(おもうこといわねばはらふくる)
思う事一つ叶えばまた一つ
(おもうことひとつかなえばまたひとつ)
思う壺
(おもうつぼ)
思うに別れて思わぬに添う
(おもうにわかれておもわぬにそう)
思う念力、岩をも徹す
(おもうねんりき、いわをもとおす)
思うようなら子と三人
(おもうようならことさんにん)
思えば思わるる
(おもえばおもわるる)
親思う心にまさる親心
(おやおもうこころにまさるおやごころ)
鎹思案
(かすがいじあん)
堪忍五両、思案十両
(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)
君を思うも身を思う
(きみをおもうもみをおもう)
下種の後思案
(げすのあとじあん)
恋は思案の外
(こいはしあんのほか)
凝っては思案に余る
(こってはしあんにあまる)
米の飯より思し召し
(こめのめしよりおぼしめし)
悟ろうと思うも迷い
(さとろうとおもうもまよい)
思案投げ首
(しあんなげくび)
思案に暮れる
(しあんにくれる)
思案の案の字が百貫する
(しあんのあんのじがひゃっかんする)
断腸の思い
(だんちょうのおもい)
遠ざかるほど思いが募る
(とおざかるほどおもいがつのる)
成るは厭なり、思うは成らず
(なるはいやなり、おもうはならず)
腹が立つなら親を思い出せ
(はらがたつならおやをおもいだせ)
人を思うは身を思う、人を憎むは身を憎む
(ひとをおもうはみをおもう、ひとをにくむはみをにくむ)
人を見たら泥棒と思え
(ひとをみたらどろぼうとおもえ)
火を見たら火事と思え
(ひをみたらかじとおもえ)
糸瓜の皮とも思わない
(へちまのかわともおもわない)
学びて思わざれば則ち罔し
(まなびておもわざればすなわちくらし)
我が物と思えば軽し笠の雪
(わがものとおもえばかるしかさのゆき)
我思う、故に我あり
(われおもう、ゆえにわれあり)

 

 

小学2年生で習う『思』の読み方、書き順、部首と『思』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。