『過』の読み方

 

音読み
訓読みす(ぎる),す(ごす),あやま(つ),あやま(ち)
表外読みよぎ(る)

 

『過』の画数

12画

 

『過』の書き順

 

『過』の部首

しんにょう,しんにゅう

 

『過』がつく熟語

 

過飲かいん過客かかく
過激かげき過失かしつ
過剰かじょう過程かてい
過渡かと過敏かびん
過褒かほう過眠かみん
過誉かよ看過かんか
擦過さっか超過ちょうか
透過とうか轢過れきか
濾過ろか

 

『過』がつく四字熟語

 

雨過天青うかてんせい
雨過天晴うかてんせい
雲煙過眼うんえんかがん
雲烟過眼うんえんかがん
煙雲過眼えんうんかがん
烟雲過眼えんうんかがん
改過作新かいかさくしん
改過自新かいかじしん
過小評価かしょうひょうか
過剰防衛かじょうぼうえい
過大評価かだいひょうか
過庭之教かていのおしえ
過庭之訓かていのおしえ
過当競争かとうきょうそう
騏驥過隙ききかげき
吉祥悔過きちじょうけか,きっしょうかいか
吉祥悔過きっしょうかいか
矯枉過直きょうおうかちょく
高軒寵過こうけんちょうか
声聞過情せいぶんかじょう
台風一過たいふういっか
朝過夕改ちょうかせきかい
当面蹉過とうめんさか,とうめんしゃか
当面蹉過とうめんしゃか
百代過客はくたいのかかく,ひゃくだいのかかく
白駒過隙はっくかげき
百代過客ひゃくだいのかかく
文過飾非ぶんかしょくひ
名声過実めいせいかじつ

 

『過』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

過ちて改めざる是を過ちと謂う
(あやまちてあらためざるこれをあやまちという)
過ちては改むるに憚ること勿れ
(あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ)
過ちは好む所にあり
(あやまちはこのむところにあり)
過ちを文る
(あやまちをかざる)
過ちを観て仁を知る
(あやまちをみてじんをしる)
過つは人の性、許すは神の心
(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
思い半ばに過ぐ
(おもいなかばにすぐ)
薬も過ぎれば毒となる
(くすりもすぎればどくとなる)
君子の過ちは日月の食のごとし
(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)
喧嘩過ぎての空威張り
(けんかすぎてのからいばり)
喧嘩過ぎての棒乳切り
(けんかすぎてのぼうちぎり)
子に過ぎたる宝なし
(こにすぎたるたからなし)
四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ
(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
駟の隙を過ぐるが若し
(しのげきをすぐるがごとし)
信心過ぎて極楽を通り越す
(しんじんすぎてごくらくをとおりこす)
過ぎたるは猶及ばざるが如し
(すぎたるはなおおよばざるがごとし)
千軒あれば共過ぎ
(せんげんあればともすぎ)
大功を論ずる者は小過を録せず
(たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず)
十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人
(とおでしんどう、じゅうごでさいし、はたちすぎればただのひと)
七つ下がりの雨と四十過ぎての道楽はやまぬ
(ななつさがりのあめとしじゅうすぎてのどうらくはやまぬ)
二人口は過ごせるが一人口は過ごせぬ
(ににんぐちはすごせるがひとりぐちはすごせぬ)
喉元過ぎれば熱さを忘れる
(のどもとすぎればあつさをわすれる)
二十過ぎての意見と彼岸過ぎての肥はきかぬ
(はたちすぎてのいけんとひがんすぎてのこえはきかぬ)
白駒の隙を過ぐるが如し
(はっくのげきをすぐるがごとし)
彼岸過ぎての麦の肥、三十過ぎての男に意見
(ひがんすぎてのむぎのこえ、さんじゅうすぎてのおとこにいけん)
人の過ち我が幸せ
(ひとのあやまちわがしあわせ)
二人口は過ごせるが一人口は過ごせぬ
(ふたりぐちはすごせるがひとりぐちはすごせぬ)
分別過ぐれば愚に返る
(ふんべつすぐればぐにかえる)
学ぶのに年をとり過ぎたということはない
(まなぶのにとしをとりすぎたということはない)
身に過ぎた果報は災いの基
(みにすぎたかほうはわざわいのもと)
夜食過ぎての牡丹餅
(やしょくすぎてのぼたもち)
礼も過ぎれば無礼になる
(れいもすぎればぶれいになる)

 

 

小学5年生で習う『過』の読み方、書き順、部首と『過』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。