『人』の読み方

 

音読みジン,ニン
訓読みひと
表外読み

 

『人』の画数

2画

 

『人』の書き順

 

『人』の部首

ひと

 

『人』がつく熟語

 

商人あきんど海人あま
軍人いくさびと偉人いじん
狗人いぬひと氏人うじびと
猿人えんじん閹人えんじん
寡人かじん華人かじん
堅人かたじん韓人からびと
狩人かりうど狩人かりゅうど
猟人かりゅうど姦人かんじん
貴人きじん畸人きじん
求人きゅうじん兇人きょうじん
京人きょうびと玄人くろうと
傑人けつじん貢人こうじん
個人こじん吾人ごじん
済人さいにん殺人さつじん
猟人さつひと住人じゅうにん
淑人しゅくじん庶人しょじん
庶人しょにん人為じんい
人員じんいん人寰じんかん
人爵じんしゃく人種じんしゅ
人倫じんりん陶人すえひと
成人せいじん聖人せいじん
舌人ぜつじん全人ぜんじん
僊人せんにん善人ぜんにん
騒人そうじん俗人ぞくじん
属人ぞくじん鷹人たかびと
只人ただうど只人ただびと
誰人たれびと稠人ちゅうじん
釣人ちょうじん哲人てつじん
陶人とうじん咎人とがにん
仲人なこうど媒人なこうど
汝人なびと俳人はいじん
跳人はねと隼人はやひと
蛮人ばんじん犯人はんにん
人垢ひとあか人魂ひとだま
人膚ひとはだ夫人ふじん
嬖人へいじん庖人ほうじん
犯人ぼんにん全人まとうど
猟人りょうじん隣人りんじん
老人ろうじん

 

『人』がつく四字熟語

 

悪人正機あくにんしょうき
暗箭傷人あんせんしょうじん
異人同辞いじんどうじ
一人当千いちにんとうせん,いちにんとうぜん
一人当千いちにんとうぜん
意中之人いちゅうのひと
飲食之人いんしょくのひと
英雄欺人えいゆうぎじん
王公大人おうこうたいじん
王門伶人おうもんのれいじん,おうもんれいじん
王門伶人おうもんれいじん
膾炙人口かいしゃじんこう,かいせきじんこう
快人快語かいじんかいご
晦人不倦かいじんふけん
膾炙人口かいせきじんこう
家給人足かきゅうじんそく
各人各様かくじんかくよう
佳人才子かじんさいし
雅人深致がじんしんち,がじんのしんち
雅人深致がじんのしんち
佳人薄命かじんはくめい
渦中之人かちゅうのひと
玩人喪徳がんじんそうとく
閑人適意かんじんてきい
姦人之雄かんじんのゆう
眼中無人がんちゅうむじん
貴人多忘きじんたぼう
杞人天憂きじんてんゆう
杞人之憂きじんのゆう
吉人天相きつじんてんしょう
鬼面嚇人きめんかくじん
仰人鼻息ぎょうじんびそく
義理人情ぎりにんじょう
桂冠詩人けいかんしじん
傾国美人けいこくのびじん,けいこくびじん
傾国美人けいこくびじん
敬天愛人けいてんあいじん
月下氷人げっかひょうじん
月下老人げっかろうじん
古人糟粕こじんのそうはく
古人糟魄こじんのそうはく
才子佳人さいしかじん
在留邦人ざいりゅうほうじん
三人成虎さんにんせいこ
三人文殊さんにんもんじゅ
三人文珠さんにんもんじゅ
志士仁人ししじんじん
詩人蛻骨しじんぜいこつ
修己治人しゅうこちじん
衆人環視しゅうじんかんし
十人十色じゅうにんといろ
人面獣心じゅんめんじゅうしん,じんめんじゅうしん
にんめんじゅうしん
小人閑居しょうじんかんきょ
小人之勇しょうじんのゆう
庶人食力しょじんしょくりき
人為淘汰じんいとうた
人海戦術じんかいせんじゅつ
人間青山じんかんせいざん
人権蹂躙じんけんじゅうりん
人口膾炙じんこうかいしゃ
人口稠密じんこうちゅうみつ
人事考課じんじこうか
人事天命じんじてんめい
人事不省じんじふせい
人主逆鱗じんしゅげきりん,じんしゅのげきりん
人主逆鱗じんしゅのげきりん
人死留名じんしりゅうめい
人心一新じんしんいっしん
人心洶洶じんしんきょうきょう
人心収攬じんしんしゅうらん
真人大観しんじんたいかん
人生行路じんせいこうろ
人生流転じんせいるてん
人跡未踏じんせきみとう
人畜無害じんちくむがい
人中之竜じんちゅうのりゅう
人品骨柄じんぴんこつがら
人物月旦じんぶつげったん
人面獣心じんめんじゅうしん
人面獣身じんめんじゅうしん
人面桃花じんめんとうか
水鏡之人すいきょうのひと
寸鉄殺人すんてつさつじん
寸馬豆人すんばとうじん
聖人君子せいじんくんし
聖人賢者せいじんけんじゃ
聖人無夢せいじんむむ
斉東野人せいとうやじん
清風故人せいふうこじん
碩師名人せきしめいじん
世態人情せたいにんじょう
世道人心せどうじんしん
遷客騒人せんかくそうじん
前人未踏ぜんじんみとう
前人未到ぜんじんみとう
先声奪人せんせいだつじん
曾参殺人そうしんさつじん
騒人墨客そうじんぼっかく,そうじんぼっきゃく
騒人墨客そうじんぼっきゃく
大快人心たいかいじんしん
大人虎変たいじんこへん
達人大観たつじんたいかん
他人行儀たにんぎょうぎ
稠人広衆ちゅうじんこうしゅう
地霊人傑ちれいじんけつ
天上人間てんじょうじんかん
天人相関てんじんそうかん
天人冥合てんじんめいごう
天人五衰てんにんごすい,てんにんのごすい
天人五衰てんにんのごすい
田夫野人でんぷやじん
天理人欲てんりじんよく
天理人情てんりにんじょう
当路之人とうろのひと
斗南一人となんのいちにん
二人三脚ににんさんきゃく
女人禁制にょにんきんせい,にょにんきんぜい
女人禁制にょにんきんぜい
女人成仏にょにんじょうぶつ
人三化七にんさんばけしち
人情澆薄にんじょうぎょうはく,にんじょうのぎょうはく
人情世態にんじょうせたい
人情澆薄にんじょうのぎょうはく
人情冷暖にんじょうのれいだん
人相風体にんそうふうたい,にんそうふうてい
人相風体にんそうふうてい
人人具足にんにんぐそく
人面獣心にんめんじゅうしん
盗人根性ぬすっとこんじょう,ぬすびとこんじょう
盗人根性ぬすびとこんじょう
盗人上戸ぬすびとじょうご
白水真人はくすいしんじん
八面美人はちめんびじん
発人深省はつじんしんせい
八方美人はっぽうびじん
非常之人ひじょうのひと
美人薄命びじんはくめい
人之安宅ひとのあんたく
人身御供ひとみごくう
一人相撲ひとりずもう
百人百態ひゃくにんひゃくたい
百人百様ひゃくにんひゃくよう
貧賤驕人ひんせんきょうじん
風雲人物ふううんじんぶつ
物是人非ぶつぜじんぴ
毋望之人ぶぼうのひと
文人相軽ぶんじんそうけい
文人墨客ぶんじんぼっかく,ぶんじんぼっきゃく
文人墨客ぶんじんぼっきゃく
文人無行ぶんじんむこう
傍若無人ぼうじゃくぶじん
旁若無人ぼうじゃくぶじん
木人石心ぼくじんせきしん
無累之人むるいのひと
野人田夫やじんでんぷ
矮人看戯わいじんかんぎ

 

『人』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

赤の他人
(あかのたにん)
商人と屏風は直ぐには立たぬ
(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
商人には系図なし
(あきんどにはけいずなし)
商人の嘘は神もお許し
(あきんどのうそはかみもおゆるし)
商人の子は算盤の音で目を覚ます
(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
商人の空値
(あきんどのそらね)
商人の元値
(あきんどのもとね)
商人は損していつか倉が建つ
(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
悪人あればこそ善人も顕る
(あくにんあればこそぜんにんもあらわる)
過つは人の性、許すは神の心
(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
鞍上人なく鞍下馬なし
(あんじょうひとなくあんかうまなし)
家に鼠、国に盗人
(いえにねずみ、くににぬすびと)
イギリス人の家はその人の城
(いぎりすじんのいえはそのひとのしろ)
一人虚を伝うれば万人実を伝う
(いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう)
稲荷の前の昼盗人
(いなりのまえのひるぬすびと)
犬は人につき猫は家につく
(いぬはひとにつきねこはいえにつく)
旨い物食わす人に油断すな
(うまいものくわすひとにゆだんすな)
旨い物は小人数
(うまいものはこにんずう)
馬には乗ってみよ人には添うてみよ
(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
英雄、人を欺く
(えいゆう、ひとをあざむく)
多し少なし子三人
(おおしすくなしこさんにん)
男は敷居を跨げば七人の敵あり
(おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
鬼も頼めば人食わず
(おにもたのめばひとくわず)
己の欲する所を人に施せ
(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
己の欲せざる所は人に施すこと勿れ
(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
己を責めて人を責めるな
(おのれをせめてひとをせめるな)
己を以て人を量る
(おのれをもってひとをはかる)
思うようなら子と三人
(おもうようならことさんにん)
親子の仲でも金銭は他人
(おやこのなかでもきんせんはたにん)
負わず借らずに子三人
(おわずからずにこさんにん)
女三人あれば身代が潰れる
(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
女三人寄れば姦しい
(おんなさんにんよればかしましい)
餓鬼も人数
(がきもにんずう)
駕籠にに乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人
(かごににのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
歌人は居ながらにして名所を知る
(かじんはいながらにしてめいしょをしる)
餓えて死ぬは一人、飲んで死ぬは千人
(かつえてしぬはひとり、のんでしぬはせんにん)
金請けするとも人請けするな
(かねうけするともひとうけするな)
狩人、罠にかかる
(かりゅうど、わなにかかる)
彼も人なり、我も人なり
(かれもひとなり、われもひとなり)
眼中人なし
(がんちゅうひとなし)
昨日は人の身、今日は我が身
(きのうはひとのみ、きょうはわがみ)
鬼面、人を嚇す
(きめん、ひとをおどす)
客人一杯手八杯
(きゃくじんいっぱいてはちはい)
兄弟は他人の始まり
(きょうだいはたにんのはじまり)
器用貧乏人宝
(きようびんぼうひとたから)
金銭は他人
(きんせんはたにん)
薬師は人を殺せど薬人を殺さず
(くすしはひとをころせどくすりひとをころさず)
薬人を殺さず、薬師人を殺す
(くすりひとをころさず、くすしひとをころす)
国に盗人、家に鼠
(くににぬすびと、いえにねずみ)
玄人はだし
(くろうとはだし)
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず
(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)
芸術は長く、人生は短し
(げいじゅつはながく、じんせいはみじかし)
芸人に年なし
(げいにんにとしなし)
声なくして人を呼ぶ
(こえなくしてひとをよぶ)
子三人、子宝
(こさんにん、こだから)
小姑一人は鬼千匹にむかう
(こじゅうとひとりはおにせんびきにむかう)
古人の糟魄
(こじんのそうはく)
子供𠮟るな来た道だ老人笑うな行く道だ
(こどもしかるなきたみちだろうじんわらうないくみちだ)
子供は風の子、大人は火の子
(こどもはかぜのこ、おとなはひのこ)
細工貧乏人宝
(さいくびんぼうひとだから)
歳月、人を待たず
(さいげつ、ひとをまたず)
最後は人の嗜み
(さいごはひとのたしなみ)
財布の底と心の底は人に見せるな
(さいふのそことこころのそこはひとにみせるな)
先んずれば人を制す
(さきんずればひとをせいす)
猿の人真似
(さるのひとまね)
猿は人間に毛が三筋足らぬ
(さるはにんげんにけがみすじたらぬ)
三人、市虎を成す
(さんにん、しこをなす)
三人、虎を成す
(さんにん、とらをなす)
三人行えば必ずわが師あり
(さんにんおこなえばかならずわがしあり)
三人子持ちは笑うて暮らす
(さんにんこもちはわろうてくらす)
三人知れば世界中
(さんにんしればせかいじゅう)
三人旅の一人乞食
(さんにんたびのひとりこじき)
三人寄れば姦しい
(さんにんよればかしましい)
三人寄れば公界
(さんにんよればくがい)
三人寄れば文殊の知恵
(さんにんよればもんじゅのちえ)
敷居を跨げば七人の敵あり
(しきいをまたげばしちにんのてきあり)
地獄にも知る人
(じごくにもしるひと)
七度探して人を疑え
(しちどさがしてひとをうたがえ)
死なぬ子三人、皆孝行
(しなぬこさんにん、みなこうこう)
死人に口なし
(しにんにくちなし)
蛇は寸にして人を呑む
(じゃはすんにしてひとをのむ)
舜も人なり吾もまた人なり
(しゅんもひとなりわれもまたひとなり)
小人閑居して不善をなす
(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)
小人罪なし璧を懐いて罪あり
(しょうじんつみなしたまをいだいてつみあり)
職人貧乏人宝
(しょくにんびんぼうひとだから)
知らずば人に問え
(しらずばひとにとえ)
知る人ぞ知る
(しるひとぞしる)
人口に膾炙する
(じんこうにかいしゃする)
人後に落ちない
(じんごにおちない)
人事を尽くして天命を待つ
(じんじをつくしててんめいをまつ)
人生、意気に感ず
(じんせい、いきにかんず)
人生、字を識るは憂患の始め
(じんせい、じをしるはゆうかんのはじめ)
人生、朝露の如し
(じんせい、ちょうろのごとし)
人生七十、古来稀なり
(じんせいしちじゅう、こらいまれなり)
親は泣き寄り、他人は食い寄り
(しんはなきより、たにんはくいより)
寸鉄、人を刺す
(すんてつ、ひとをさす)
聖人に夢なし
(せいじんにゆめなし)
善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや
(ぜんにんなおもておうじょうをとぐ、いわんやあくにんをや)
仙人の千年、蜉蝣の一時
(せんにんのせんねん、かげろうのいっとき)
千人の諾諾は一士の諤諤に如かず
(せんにんのだくだくはいっしのがくがくにしかず)
千万人と雖も吾往かん
(せんまんにんといえどもわれゆかん)
騒人
(そうじん)
曽参、人を殺す
(そうしん、ひとをころす)
備わらんことを一人に求むるなかれ
(そなわらんことをいちにんにもとむるなかれ)
その罪を憎んでその人を憎まず
(そのつみをにくんでそのひとをにくまず)
損せぬ人に儲けなし
(そんせぬひとにもうけなし)
鯛も一人では旨からず
(たいもひとりではうまからず)
竹と人の心の直ぐなのは少ない
(たけとひとのこころのすぐなのはすくない)
闘う雀、人を恐れず
(たたかうすずめ、ひとをおそれず)
達人は大観す
(たつじんはたいかんす)
他人の疝気を頭痛に病む
(たにんのせんきをずつうにやむ)
他人の空似
(たにんのそらに)
他人の念仏で極楽参り
(たにんのねんぶつでごくらくまいり)
他人の正目
(たにんのまさめ)
他人の飯には骨がある
(たにんのめしにはほねがある)
他人の飯は白い
(たにんのめしはしろい)
他人の飯を食う
(たにんのめしをくう)
他人は時の花
(たにんはときのはな)
狸が人に化かされる
(たぬきがひとにばかされる)
足らず余らず子三人
(たらずあまらずこさんにん)
男子家を出ずれば七人の敵あり
(だんしいえをいずればしちにんのてきあり)
地位は人を作る
(ちいはひとをつくる)
痴人の前に夢を説く
(ちじんのまえにゆめをとく)
地の利は人の和に如かず
(ちのりはひとのわにしかず)
杖に縋るとも人に縋るな
(つえにすがるともひとにすがるな)
突っかけ者の人もたれ
(つっかけもののひともたれ)
美人局
(つつもたせ)
罪を憎んで人を憎まず
(つみをにくんでひとをにくまず)
天知る地知る我知る人知る
(てんしるちしるわれしるひとしる)
天道、人を殺さず
(てんどう、ひとをころさず)
天に口なし人を以て言わしむ
(てんにくちなしひとをもっていわしむ)
天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
(てんのときはちのりにしかず、ちのりはひとのわにしかず)
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず
(てんはひとのうえにひとをつくらず、ひとのしたにひとをつくらず)
天を怨みず人を咎めず
(てんをうらみずひとをとがめず)
東西南北の人
(とうざいなんぼくのひと)
闘雀人を恐れず
(とうじゃくひとをおそれず)
唐人の寝言
(とうじんのねごと)
遠い親戚より近くの他人
(とおいしんせきよりちかくのたにん)
遠くの親類より近くの他人
(とおくのしんるいよりちかくのたにん)
十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人
(とおでしんどう、じゅうごでさいし、はたちすぎればただのひと)
虎は死して皮を留め、人は死して名を残す
(とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす)
仲人口は半分に聞け
(なこうどぐちははんぶんにきけ)
仲人は宵のうち
(なこうどはよいのうち)
情けは人の為ならず
(なさけはひとのためならず)
七度尋ねて人を疑え
(ななたびたずねてひとをうたがえ)
汝の隣人を愛せよ
(なんじのりんじんをあいせよ)
なんでも来いに名人なし
(なんでもこいにめいじんなし)
二人口は過ごせるが一人口は過ごせぬ
(ににんぐちはすごせるがひとりぐちはすごせぬ)
二八余りは人の瀬越し
(にはちあまりはひとのせごし)
人間至る処、青山あり
(にんげんいたるところ、せいざんあり)
人間一生二万日
(にんげんいっしょうにまんにち)
人間は考える葦である
(にんげんはかんがえるあしである)
人間は万物の尺度
(にんげんはばんぶつのしゃくど)
人間は実が入れば仰向く、菩薩は実が入れば俯く
(にんげんはみがいればあおむく、ぼさつはみがいればうつむく)
人間万事金の世の中
(にんげんばんじかねのよのなか)
人間万事塞翁が馬
(にんげんばんじさいおうがうま)
人間僅か五十年
(にんげんわずかごじゅうねん)
人参飲んで首縊る
(にんじんのんでくびくくる)
人相見の我が身知らず
(にんそうみのわがみしらず)
人を見て法を説け
(にんをみてほうをとけ)
盗人猛々しい
(ぬすっとたけだけしい)
盗人が盗人に盗まれる
(ぬすびとがぬすびとにぬすまれる)
盗人と言えば手を出す
(ぬすびとといえばてをだす)
盗人に追い銭
(ぬすびとにおいせん)
盗人に鍵を預ける
(ぬすびとにかぎをあずける)
盗人にも三分の理
(ぬすびとにもさんぶのり)
盗人にも仁義
(ぬすびとにもじんぎ)
盗人の上米を取る
(ぬすびとのうわまいをとる)
盗人の提灯持ち
(ぬすびとのちょうちんもち)
盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし
(ぬすびとのとりのこしはあれどひのとりのこしはなし)
盗人の寝言
(ぬすびとのねごと)
盗人の隙はあれど守り手の隙はなし
(ぬすびとのひまはあれどまもりてのひまはなし)
盗人の昼寝
(ぬすびとのひるね)
盗人も戸締り
(ぬすびともとじまり)
盗人を捕らえて見れば我が子なり
(ぬすびとをとらえてみればわがこなり)
盗人を見て縄を綯う
(ぬすびとをみてなわをなう)
盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしい
(ぬすみするこはにくからでなわかくるひとがうらめしい)
寝ていて人を起こすな
(ねていてひとをおこすな)
年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず
(ねんねんさいさいはなあいにたり、さいさいねんねんひとおなじからず)
農は人真似
(のうはひとまね)
のけば他人
(のけばたにん)
退けば長者が二人
(のけばちょうじゃがふたり)
測り難きは人心
(はかりがたきはひとごころ)
白玉楼中の人となる
(はくぎょくろうちゅうのひととなる)
花一時、人一盛り
(はないっとき、ひとひとさかり)
花盗人は風流のうち
(はなぬすびとはふうりゅうのうち)
花は桜木、人は武士
(はなはさくらぎ、ひとはぶし)
美人というも皮一重
(びじんというもかわひとえ)
美人に年なし
(びじんにとしなし)
美人の終わりは猿になる
(びじんのおわりはさるになる)
美人は言わねど隠れなし
(びじんはいわねどかくれなし)
人、木石に非ず
(ひと、ぼくせきにあらず)
人ある中に人なし
(ひとあるなかにひとなし)
人一寸
(ひといっすん)
人衆ければ則ち狼を食らう
(ひとおおければすなわちおおかみをくらう)
人衆ければ天に勝つ
(ひとおおければてんにかつ)
人食い馬にも合い口
(ひとくいうまにもあいくち)
人屑と縄屑は余らぬ
(ひとくずとなわくずはあまらぬ)
人肥えたるが故に貴からず
(ひとこえたるがゆえにたっとからず)
人こそ人の鏡
(ひとこそひとのかがみ)
人事言えば影が差す
(ひとごといえばかげがさす)
人事言わば筵敷け
(ひとごといわばむしろしけ)
人盛んにして神祟らず
(ひとさかんにしてかみたたらず)
人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲む
(ひとさけをのむ、さけさけをのむ、さけひとをのむ)
人と入れ物は有り合わせ
(ひとといれものはありあわせ)
人通りに草生えず
(ひとどおりにくさはえず)
人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出る
(ひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる)
人と屏風は直ぐには立たぬ
(ひととびょうぶはすぐにはたたぬ)
人に勝たんと欲する者は必ず先ず自ら勝つ
(ひとにかたんとほっするものはかならずまずみずからかつ)
人に七癖、我が身に八癖
(ひとにななくせ、わがみにやくせ)
人には飽かぬが病に飽く
(ひとにはあかぬがやまいにあく)
人には添うてみよ馬には乗ってみよ
(ひとにはそうてみようまにはのってみよ)
人に一癖
(ひとにひとくせ)
人に施しては慎みて念うこと勿れ
(ひとにほどこしてはつつしみておもうことなかれ)
人の過ち我が幸せ
(ひとのあやまちわがしあわせ)
人の意見は四十まで
(ひとのいけんはしじゅうまで)
人の痛いのは三年でも辛抱する
(ひとのいたいのはさんねんでもしんぼうする)
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し
(ひとのいっしょうはおもにをおうてとおきみちをゆくがごとし)
人の一寸、我が一尺
(ひとのいっすん、わがいっしゃく)
人の初事は咎めぬもの
(ひとのういごとはとがめぬもの)
人の嘘は我が嘘
(ひとのうそはわがうそ)
人の生まるるや憂いと倶に生まる
(ひとのうまるるやうれいとともにうまる)
人の噂は倍になる
(ひとのうわさはばいになる)
人の噂も七十五日
(ひとのうわさもしちじゅうごにち)
人の踊る時は踊れ
(ひとのおどるときはおどれ)
人の口に戸は立てられぬ
(ひとのくちにとはたてられぬ)
人の口には戸が立てられない
(ひとのくちにはとがたてられない)
人の苦楽は壁一重
(ひとのくらくはかべひとえ)
人の心は面の如し
(ひとのこころはおもてのごとし)
人の心は九分十分
(ひとのこころはくぶじゅうぶ)
人の事は我の事
(ひとのことはわれのこと)
人の事より我が事
(ひとのことよりわがこと)
人の子の死んだより我が子の転けた
(ひとのこのしんだよりわがこのこけた)
人の牛蒡で法事する
(ひとのごぼうでほうじする)
人の七難より我が十難
(ひとのしちなんよりわがじゅうなん)
人の十難より我が一難
(ひとのじゅうなんよりわがいちなん)
人の疝気を頭痛に病む
(ひとのせんきをずつうにやむ)
人の空言は我が空言
(ひとのそらごとはわがそらごと)
人の宝を数える
(ひとのたからをかぞえる)
人の頼まぬ経を読む
(ひとのたのまぬきょうをよむ)
人の情けは世にある時
(ひとのなさけはよにあるとき)
人の女房と枯れ木の枝ぶり
(ひとのにょうぼうとかれきのえだぶり)
人の蠅を追うより己の蠅を追え
(ひとのはえをおうよりおのれのはえをおえ)
人の花は赤い
(ひとのはなはあかい)
人のふり見て我がふり直せ
(ひとのふりみてわがふりなおせ)
人の振り見て我が振り直せ
(ひとのふりみてわがふりなおせ)
人の褌で相撲を取る
(ひとのふんどしですもうをとる)
人の将に死なんとするその言や善し
(ひとのまさにしなんとするそのげんやよし)
人の物より自分の物
(ひとのものよりじぶんのもの物)
人は石垣人は城
(ひとはいしがきひとはしろ)
人は一代、名は末代
(ひとはいちだい、なはまつだい)
人は落ち目が大事
(ひとはおちめがだいじ)
人は陰が大事
(ひとはかげがだいじ)
人は堯舜にあらず、何ぞ事事によく善を尽くさん
(ひとはぎょうしゅんにあらず、なんぞことごとによくぜんをつくさん)
人はしれぬもの
(ひとはしれぬもの)
人は善悪の友による
(ひとはぜんあくのともによる)
人は足るを知らざるを苦しむ
(ひとはたるをしらざるをくるしむ)
人はパンのみにて生くるにあらず
(ひとはぱんのみにていくるにあらず)
人は万物の尺度なり
(ひとはばんぶつのしゃくどなり)
人は見かけによらぬもの
(ひとはみかけによらぬもの)
人は見目よりただ心
(ひとはみめよりただこころ)
人は病の器
(ひとはやまいのうつわ)
人は悪かれ我善かれ
(ひとはわるかれわれよかれ)
人一盛り
(ひとひとさかり)
一人口は食えぬが二人口は食える
(ひとりぐちはくえぬがふたりぐちはくえる)
一人相撲を取る
(ひとりずもうをとる)
一人の文殊より三人のたくらだ
(ひとりのもんじゅよりさんにんのたくらだ)
一人娘と春の日はくれそうでくれぬ
(ひとりむすめとはるのひはくれそうでくれぬ)
人を射んとせば先ず馬を射よ
(ひとをいんとせばまずうまをいよ)
人を怨むより身を怨め
(ひとをうらむよりみをうらめ)
人を思うは身を思う、人を憎むは身を憎む
(ひとをおもうはみをおもう、ひとをにくむはみをにくむ)
人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり
(ひとをしるものはちなり、みずからしるものはめいなり)
人を謗るは鴨の味
(ひとをそしるはかものあじ)
人を叩いた夜は寝られぬ
(ひとをたたいたよはねられぬ)
人を恃むは自ら恃むに如かず
(ひとをたのむはみずからたのむにしかず)
人を使うは苦を使う
(ひとをつかうはくをつかう)
人を使うは使わるる
(ひとをつかうはつかわるる)
人を呪わば穴二つ
(ひとをのろわばあなふたつ)
人を見たら泥棒と思え
(ひとをみたらどろぼうとおもえ)
人を見て法を説け
(ひとをみてほうをとけ)
人を以て鑑と為す
(ひとをもってかがみとなす)
人を以て言を廃せず
(ひとをもってげんをはいせず)
豹は死して皮を留め人は死して名を留む
(ひょうはししてかわをとどめひとはししてなをとどむ)
屏風と商人は直ぐには立たぬ
(びょうぶとあきんどはすぐにはたたぬ)
貧乏人の子沢山
(びんぼうにんのこだくさん)
富貴には他人集まり、貧賤には親戚も離る
(ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなる)
無事これ貴人
(ぶじこれきじん)
二人口は過ごせるが一人口は過ごせぬ
(ふたりぐちはすごせるがひとりぐちはすごせぬ)
船盗人を徒歩で追う
(ふなぬすびとをかちでおう)
文は人なり
(ぶんはひとなり)
減らぬものなら金百両、死なぬものなら子は一人
(へらぬものならかねひゃくりょう、しなぬものならこはひとり)
法は人でない人は法でない
(ほうはひとでないひとはほうでない)
仏千人、神千人
(ほとけせんにん、かみせんにん)
褒め手千人、悪口万人
(ほめてせんにん、わるくちまんにん)
褒める人には油断すな
(ほめるひとにはゆだんすな)
褒める人は買わぬ
(ほめるひとはかわぬ)
誠は天の道なり、之を誠にするは人の道なり
(まことはてんのみちなり、これをまことにするはひとのみちなり)
丸くとも一角あれや人心
(まるくともひとかどあれやひとごころ)
娘三人持てば身代潰す
(むすめさんにんもてばしんだいつぶす)
娘一人に婿八人
(むすめひとりにむこはちにん)
無累の人
(むるいのひと)
名人は人を謗らず
(めいじんはひとをそしらず)
藪医者の病人選び
(やぶいしゃのびょうにんえらび)
世の中は年中三月常月夜、嬶十七俺二十、負わず借らずに子三人
(よのなかはねんじゅうさんがつじょうつきよ、かかあじゅうしちおれはたち、おわずからずにこさんにん)
蠟燭は身を減らして人を照らす
(ろうそくはみをへらしてひとをてらす)
碌でなしが人の陰言
(ろくでなしがひとのかげごと)
ローマにいる時はローマの人がするとおりにせよ
(ろーまにいるときはろーまのひとがするとおりにせよ)
我が面白の人泣かせ
(わがおもしろのひとなかせ)
我が好きを人に振る舞う
(わがすきをひとにふるまう)
我が身の事は人に問え
(わがみのことはひとにとえ)
我が身を立てんとせばまず人を立てよ
(わがみをたてんとせばまずひとをたてよ)
我が身を抓って人の痛さを知れ
(わがみをつねってひとのいたさをしれ)
笑いは人の薬
(わらいはひとのくすり)

 

 

小学1年生で習う『人』の読み方、書き順、部首と『人』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。