『風』の読み方

 

音読みフウ,フ
訓読みかぜ,かざ
表外読み

 

『風』の画数

9画

 

『風』の書き順

 

『風』の部首

かぜ

 

『風』がつく熟語

 

秋風あきかぜ浦風うらかぜ
凱風がいふう風速かざはや
北風きたかぜ矯風きょうふう
京風きょうふう颶風ぐふう
薫風くんぷう恵風けいふう
恒風こうふう湖風こふう
朔風さくふう殺風景さっぷうけい
舌風したぶり蕉風しょうふう
涼風すずかぜ裾風すそかぜ
旋風せんぷう颱風たいふう
辻風つじかぜ突風とっぷう
俳風はいふう誹風はいふう
蛮風ばんぷう被風ひふ
飆風ひょうふう風雲児ふううんじ
風紀ふうき風禽ふうきん
風景ふうけい風尚ふうしょう
風蝕ふうしょく風葬ふうそう
風騒ふうそう風速ふうそく
風俗ふうぞく風鐸ふうたく
風倒ふうとう風痘ふうとう
風濤ふうとう風洞ふうどう
風帆ふうはん風靡ふうび
風貌ふうぼう風諭ふうゆ
風俗ふぞく帆風ほかぜ
陋風ろうふう

 

『風』がつく四字熟語

 

一路順風いちろじゅんぷう
一竿風月いっかんのふうげつ,いっかんふうげつ
一竿風月いっかんふうげつ
一世風靡いっせいふうび
移風易俗いふうえきぞく
遺風残香いふうざんこう
威風堂堂いふうどうどう
威風堂々いふうどうどう
威風凛然いふうりんぜん
威風凛凛いふうりんりん
運斤成風うんきんせいふう
雲竜風虎うんりゅうふうこ,うんりょうふうこ
雲竜風虎うんりょうふうこ
凱風寒泉がいふうかんせん
磑風舂雨がいふうしょうう
和気香風かきこうふう
鶴唳風声かくれいふうせい
花鳥風月かちょうふうげつ
感孚風動かんぷふうどう
吸風飲露きゅうふういんろ
尭風舜雨ぎょうふうしゅんう
吟風弄月ぎんぷうろうげつ
苦雨凄風くうせいふう
繋影捕風けいえいほふう
係風捕影けいふうほえい
繋風捕影けいふうほえい
恵風和暢けいふうわちょう
月白風清げっぱくふうせい
光風霽月こうふうせいげつ
黒風白雨こくふうはくう
虎嘯風生こしょうふうしょう
胡馬北風こばほくふう
五風十雨ごふうじゅうう
疾風勁草しっぷうけいそう
十風五雨じっぷうごう,じゅうふうごう
疾風迅雷しっぷうじんらい,しんぷうじんらい
疾風怒濤しっぷうどとう
櫛風沐雨しっぷうもくう
櫛風浴雨しっぷうよくう
十風五雨じゅうふうごう
秋風索漠しゅうふうさくばく
秋風落莫しゅうふうらくばく
秋風冽冽しゅうふうれつれつ
殊俗帰風しゅぞくきふう
春風駘蕩しゅんぷうたいとう
春風得意しゅんぷうとくい
醇風美俗じゅんぷうびぞく
順風満帆じゅんぷうまんぱん
春風満面しゅんぷうまんめん
松風水月しょうふうすいげつ
蕉風俳諧しょうふうはいかい
傷風敗俗しょうふうはいぞく
嘯風弄月しょうふうろうげつ
心象風景しんしょうふうけい
疾風迅雷しんぷうじんらい
迅雷風烈じんらいふうれつ
鄒魯遺風すうろいふう
凄風苦雨せいふうくう
清風故人せいふうこじん
清風明月せいふうめいげつ
清風朗月せいふうろうげつ
雪月風花せつげつふうか
仙風道骨せんぷうどうこつ
千里同風せんりどうふう
草偃風従そうえんふうじゅう
叢蘭秋風そうらんしゅうふう
対床風雪たいしょうふうせつ
対牀風雪たいしょうふうせつ
台風一過たいふういっか
談論風発だんろんふうはつ
地水火風ちすいかふう
嘲風弄月ちょうふうろうげつ
嘲風哢月ちょうふうろうげつ
同風一俗どうふういちぞく
東風解凍とうふうかいとう
南風之薫なんぷうのくん
南風之詩なんぷうのし
人相風体にんそうふうたい,にんそうふうてい
人相風体にんそうふうてい
馬耳東風ばじとうふう
万里長風ばんりちょうふう
万里同風ばんりどうふう
誹刺風戒ひしふうかい
非刺風戒ひしふうかい
憑虚御風ひょうきょぎょふう
風雨凄凄ふううせいせい
風雨淒淒ふううせいせい
風雨対牀ふううたいしょう
風雨同舟ふううどうしゅう
風雲月露ふううんげつろ
風雲際会ふううんさいかい
風雲人物ふううんじんぶつ
風雲之会ふううんのかい
風雲之器ふううんのき
風雲之志ふううんのこころざし
風花雪月ふうかせつげつ
風鬟雨鬢ふうかんうびん
風岸孤峭ふうがんこしょう
風起雲湧ふうきうんゆう
風紀紊乱ふうきびんらん
風魚之災ふうぎょのわざわい
風月玄度ふうげつげんたく
風月無辺ふうげつむへん
風言風語ふうげんふうご
風光明媚ふうこうめいび
風餐雨臥ふうさんうが
風餐露宿ふうさんろしゅく
風櫛雨沐ふうしつうもく
風樹之悲ふうじゅのかなしみ
風樹之嘆ふうじゅのたん
風檣陣馬ふうしょうじんば
風塵外物ふうじんがいぶつ
風塵之会ふうじんのかい
風塵僕僕ふうじんぼくぼく
風声鶴唳ふうせいかくれい
風清月白ふうせいげっぱく
風清弊絶ふうせいへいぜつ
風前之灯ふうぜんのともしび
風霜高潔ふうそうこうけつ
風霜之気ふうそうのき
風霜之任ふうそうのにん
風俗壊乱ふうぞくかいらん
風俗習慣ふうぞくしゅうかん
風波之民ふうはのたみ
風旙之論ふうはんのろん
風木含悲ふうぼくがんぴ
風木之悲ふうぼくのかなしみ
風流韻事ふうりゅういんじ
風流雲散ふうりゅううんさん
風流佳事ふうりゅうかじ
風流閑事ふうりゅうかんじ
風流警抜ふうりゅうけいばつ
風流三昧ふうりゅうざんまい
風林火山ふうりんかざん
聞風喪胆ぶんぷうそうたん
弊絶風清へいぜつふうせい
平地風波へいちのふうは
飽経風霜ほうけいふうそう
没風流漢ぼつふうりゅうかん
捕風捉影ほふうそくえい
抹月批風まつげつひふう
満城風雨まんじょうふうう
霧鬢風鬟むびんふうかん
沐雨櫛風もくうしっぷう
雄風高節ゆうふうこうせつ
輿馬風馳よばふうち
六合同風りくごうどうふう
流風余韻りゅうふうよいん
涼風一陣りょうふういちじん
良風美俗りょうふうびぞく
林下風気りんかのふうき
露槐風棘ろかいふうきょく
和風慶雲わふうけいうん
和風細雨わふうさいう

 

『風』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

秋風が立つ
(あきかぜがたつ)
秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む
(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
商人と屏風は直ぐには立たぬ
(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
明日は明日の風が吹く
(あしたはあしたのかぜがふく)
あったら口に風邪をひかす
(あったらくちにかぜをひかす)
網の目に風たまらず
(あみのめにかぜたまらず)
網の目に風たまる
(あみのめにかぜたまる)
雨塊を破らず、風枝を鳴らさず
(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
阿波に吹く風は讃岐にも吹く
(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく
(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
一番風呂は馬鹿が入る
(いちばんぶろはばかがはいる)
一世を風靡する
(いっせいをふうびする)
入り船に良い風出船に悪い
(いりふねによいかぜでふねにわるい)
産屋の風邪は一生つく
(うぶやのかぜはいっしょうつく)
越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く
(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
大風が吹けば桶屋が儲かる
(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
大きな家には大きな風
(おおきないえにはおおきなかぜ)
大風呂敷を広げる
(おおぶろしきをひろげる)
臆病風に吹かれる
(おくびょうかぜにふかれる)
嬶天下にからっ風
(かかあでんかにからっかぜ)
風上に置けない
(かざかみにおけない)
風上にも置けない
(かざかみにもおけない)
風が吹けば桶屋が儲かる
(かぜがふけばおけやがもうかる)
風に櫛り雨に沐う
(かぜにくしけずりあめにかみあらう)
風に柳
(かぜにやなぎ)
風の便り
(かぜのたより)
風の吹き回し
(かぜのふきまわし)
風の前の塵
(かぜのまえのちり)
風邪は百病のもと
(かぜはひゃくびょうのもと)
風は吹けども山は動せず
(かぜはふけどもやまはどうせず)
風邪は万病のもと
(かぜはまんびょうのもと)
風を食らう
(かぜをくらう)
樹静かならんと欲すれども風止まず
(きしずかならんとほっすれどもかぜやまず)
喬木は風に折らる
(きょうぼくはかぜにおらる)
水母の風向かい
(くらげのかぜむかい)
高木は風に折らる
(こうぼくはかぜにおらる)
子供は風の子、大人は火の子
(こどもはかぜのこ、おとなはひのこ)
胡馬、北風に嘶く
(こば、ほくふうにいななく)
山雨来らんとして、風、楼に満つ
(さんうきたらんとして、かぜ、ろうにみつ)
疾風に勁草を知る
(しっぷうにけいそうをしる)
透き間風は冷たい
(すきまかぜはつめたい)
節季の風邪は買っても引け
(せっきのかぜはかってもひけ)
大木は風に折らる
(たいぼくはかぜにおらる)
たまに出る子は風に遭う
(たまにでるこはかぜにあう)
月に叢雲、花に風
(つきにむらくも、はなにかぜ)
出船によい風は入り船に悪い
(でふねによいかぜはいりふねにわるい)
どうした風の吹き回し
(どうしたかぜのふきまわし)
夏の風邪は犬も食わぬ
(なつのかぜはいぬもくわぬ)
南風競わず
(なんぷうきそわず)
西風と夫婦喧嘩は夕限り
(にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり)
花盗人は風流のうち
(はなぬすびとはふうりゅうのうち)
人と屏風は直ぐには立たぬ
(ひととびょうぶはすぐにはたたぬ)
屏風と商人は直ぐには立たぬ
(びょうぶとあきんどはすぐにはたたぬ)
風雲急を告げる
(ふううんきゅうをつげる)
風樹の歎
(ふうじゅのたん)
風前の灯
(ふうぜんのともしび)
風前の灯火
(ふうぜんのともしび)
風馬牛
(ふうばぎゅう)
風流は寒いもの
(ふうりゅうはさむいもの)
吹く風枝を鳴らさず
(ふくかぜえだをならさず)
舟は帆任せ、帆は風任せ
(ふねはほまかせ、ほはかぜまかせ)
風呂と客は立ったが良い
(ふろときゃくはたったがよい)
分相応に風が吹く
(ぶんそうおうにかぜがふく)
昔は肩で風を切り、今は歩くに息を切る
(むかしはかたでかぜをきり、いまはあるくにいきをきる)
無常の風は時を選ばず
(むじょうのかぜはときをえらばず)
目病み女に風邪引き男
(めやみおんなにかぜひきおとこ)
物言えば唇寒し秋の風
(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)
柳に風
(やなぎにかぜ)
弱みに付け込む風邪の神
(よわみにつけこむかぜのかみ)

 

 

小学2年生で習う『風』の読み方、書き順、部首と『風』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。