『事』の読み方

 

音読みジ,ズ
訓読みこと
表外読みつか(える)

 

『事』の画数

8画

 

『事』の書き順

 

『事』の部首

はねぼう

 

『事』がつく熟語

 

粋事いきごと軼事いつじ
隠事いんじ韻事いんじ
往事おうじ幹事かんじ
疑事ぎじ議事ぎじ
吉事きちじ刑事けいじ
啓事けいじ慶事けいじ
故事こじ恨事こんじ
催事さいじ祭事さいじ
杯事さかずきごと些事さじ
事案じあん事彙じい
事故じこ事項じこう
事蹟じせき事前じぜん
事態じたい事典じてん
事犯じはん事由じゆう
庶事しょじ叙事じょじ
事例じれい炊事すいじ
世事せじ俗事ぞくじ
只事ただごと唯事ただごと
弔事ちょうじ椿事ちんじ
出来事できごと俄事にわかごと
弁事ばんず僻事ひがごと
鄙事ひじ雛事ひなごと
無事ぶじ辨事べんじ
祝事ほぎごと

 

『事』がつく四字熟語

 

悪事千里あくじせんり
安穏無事あんおんぶじ,あんのんぶじ
安穏無事あんのんぶじ
衣冠盛事いかんせいじ
往事渺茫おうじびょうぼう
往事茫茫おうじぼうぼう
蓋棺事定がいかんじてい
回天事業かいてんじぎょう,かいてんのじぎょう
回天事業かいてんのじぎょう
廻天事業かいてんのじぎょう
紀事本末きじほんまつ
記事本末きじほんまつ
疑事無功ぎじむこう
既成事実きせいじじつ
仰事俯畜ぎょうじふちく
好事多磨こうじたま
好事多魔こうじたま
後生大事ごしょうだいじ
古事来歴こじらいれき
故事来歴こじらいれき
事後承諾じごしょうだく
事実無根じじつむこん
事事物物じじぶつぶつ
事上磨錬じじょうまれん
事大主義じだいしゅぎ
実事求是じつじきゅうぜ
舎本事末しゃほんじまつ
生死事大しょうじじだい
事理明白じりめいはく
人事考課じんじこうか
人事天命じんじてんめい
人事不省じんじふせい
成事不説せいじふせつ
先事後得せんじこうとく
太平無事たいへいぶじ
多事争論たじそうろん
多事多端たじたたん
多事多難たじたなん
通功易事つうこうえきじ
天下多事てんかたじ
咄咄怪事とつとつかいじ
年中行事ねんじゅうぎょうじ,ねんちゅうぎょうじ
年中行事ねんちゅうぎょうじ
能事畢矣のうじひつい
風流韻事ふうりゅういんじ
風流佳事ふうりゅうかじ
風流閑事ふうりゅうかんじ
無事安穏ぶじあんのん
無事息災ぶじそくさい
無事平穏ぶじへいおん
文事武備ぶんじぶび
平安無事へいあんぶじ
平穏無事へいおんぶじ

 

『事』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

秋葉山から火事
(あきばさんからかじ)
悪事、千里を走る
(あくじ、せんりをはしる)
悪事、身にかえる
(あくじ、みにかえる)
悪は一旦の事なり
(あくはいったんのことなり)
明日の事は明日案じよ
(あすのことはあすあんじよ)
明日の事を言えば鬼が笑う
(あすのことをいえばおにがわらう)
当て事と越中褌は向こうから外れる
(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
一事が万事
(いちじがばんじ)
旨い事は二度考えよ
(うまいことはにどかんがえよ)
海の事は漁師に問え
(うみのことはりょうしにとえ)
思う事一つ叶えばまた一つ
(おもうことひとつかなえばまたひとつ)
陰では王様の事も言う
(かげではおうさまのこともいう)
陰では殿の事も言う
(かげではとののこともいう)
火事あとの釘拾い
(かじあとのくぎひろい)
火事あとの火の用心
(かじあとのひのようじん)
火事と喧嘩は江戸の花
(かじとけんかはえどのはな)
火事と葬式に行けば勘当もゆりる
(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
火事場の馬鹿力
(かじばのばかぢから)
片口聞いて公事を分くるな
(かたくちきいてくじをわくるな)
軽い返事に重い尻
(かるいへんじにおもいしり)
癇癪持ちの事破り
(かんしゃくもちのことやぶり)
棺を蓋いて事定まる
(かんをおおいてことさだまる)
聞いた事は聞き捨て
(きいたことはききすて)
聞かぬ事は後学にならず
(きかぬことはこうがくにならず)
客と白鷺は立ったが見事
(きゃくとしらさぎはたったがみごと)
金時の火事見舞い
(きんときのかじみまい)
口自慢の仕事下手
(くちじまんのしごとべた)
好事、魔多し
(こうじ、まおおし)
好事門を出でず、悪事千里を行く
(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
志ある者は事竟に成る
(こころざしあるものはことついになる)
後生が大事
(ごしょうがだいじ)
後生大事や金欲しや死んでも命のあるように
(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
事ある時は仏の足を戴く
(ことあるときはほとけのあしをいただく)
事がな笛吹かん
(ことがなふえふかん)
事が延びれば尾鰭が付く
(ことがのびればおひれがつく)
事ここに至る
(ことここにいたる)
事足りる
(ことたりる)
今度と化け物には行き会った事がない
(こんどとばけものにはいきあったことがない)
三度の火事より一度の後家
(さんどのかじよりいちどのごけ)
仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病
(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
事実は小説よりも奇なり
(じじつはしょうせつよりもきなり)
地震、雷、火事、親父
(じしん、かみなり、かじ、おやじ)
しょう事なしに米の飯
(しょうことなしにこめのめし)
小事は大事
(しょうじはだいじ)
人事を尽くして天命を待つ
(じんじをつくしててんめいをまつ)
好いた事はせぬが損
(すいたことはせぬがそん)
好きな事には騙され易い
(すきなことにはだまされやすい)
精神一到、何事か成らざん
(せいしんいっとう、なにごとかならざん)
急いては事を仕損じる
(せいてはことをしそんじる)
急かねば事が間に合わぬ
(せかねばことがまにあわぬ)
急く事はゆるりとせよ
(せくことはゆるりとせよ)
袖から火事
(そでからかじ)
対岸の火事
(たいがんのかじ)
大事の前の小事
(だいじのまえのしょうじ)
大事は小事より起こる
(だいじはしょうじよりおこる)
田から行くも畦から行くも同じ事
(たからいくもあぜからいくもおなじこと)
竹屋の火事
(たけやのかじ)
立つより返事
(たつよりへんじ)
田の事すれば畑が荒れる
(たのことすればはたけがあれる)
足る事を知る
(たることをしる)
常が大事
(つねがだいじ)
弟子を見る事師に如かず
(でしをみることしにしかず)
手でする事を足でする
(てですることをあしでする)
遠くの火事、背中の灸
(とおくのかじ、せなかのきゅう)
とかく近所に事なかれ
(とかくきんじょにことなかれ)
隣は火事でも先ず一服
(となりはかじでもまずいっぷく)
何事も三度
(なにごともさんど)
人間万事金の世の中
(にんげんばんじかねのよのなか)
人間万事塞翁が馬
(にんげんばんじさいおうがうま)
能事畢る
(のうじおわる)
始めが大事
(はじめがだいじ)
早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪し
(はやくてわるしだいじなし、おそくてわるしなおわるし)
腹の立つ事は明日言え
(はらのたつことはあすいえ)
万事休す
(ばんじきゅうす)
秘事は睫
(ひじはまつげ)
人事言えば影が差す
(ひとごといえばかげがさす)
人事言わば筵敷け
(ひとごといわばむしろしけ)
一つ事は同じ事
(ひとつことはおなじこと)
人の初事は咎めぬもの
(ひとのういごとはとがめぬもの)
人の事は我の事
(ひとのことはわれのこと)
人の事より我が事
(ひとのことよりわがこと)
人の牛蒡で法事する
(ひとのごぼうでほうじする)
人は落ち目が大事
(ひとはおちめがだいじ)
人は陰が大事
(ひとはかげがだいじ)
人は堯舜にあらず、何ぞ事事によく善を尽くさん
(ひとはぎょうしゅんにあらず、なんぞことごとによくぜんをつくさん)
火を見たら火事と思え
(ひをみたらかじとおもえ)
無事これ貴人
(ぶじこれきじん)
屁と火事は元から騒ぐ
(へとかじはもとからさわぐ)
坊主捨て置け医者大事
(ぼうずすておけいしゃだいじ)
見ぬ事は話にならぬ
(みぬことははなしにならぬ)
昔から言う事に嘘はない
(むかしからいうことにうそはない)
物の見事に
(もののみごとに)
物は言いなし事は聞きなし
(ものはいいなしことはききなし)
藪に蛇なかれ村に事なかれ
(やぶにへびなかれむらにことなかれ)
来年の事を言えば鬼が笑う
(らいねんのことをいえばおにがわらう)
礼儀も事による
(れいぎもことによる)
我が事と下り坂に走らぬ者なし
(わがこととくだりざかにはしらぬものなし)
我が身の事は人に問え
(わがみのことはひとにとえ)

 

 

小学3年生で習う『事』の読み方、書き順、部首と『事』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。